まばたき
まばたきは1分間に約20回おこなわれているそうです。
16時間起きているとしたら1日で約19200回に及ぶことになります。
なぜそんなに回数が必要なのでしょうか?
実はまばたきには種類があります。
反射性瞬目、随意性瞬目、自発性瞬目に分けられています。
反射性瞬目は音や光、風などの刺激をきっかけに起こるものをいいます。
随意性瞬目は意図的にまぶたを閉じるものをいいます。
自発性瞬目はそれ以外の特に要因なく生じるものをいいます。
この中で回数が多いのは自発性瞬目です。
基本的にはまばたきは眼のゴミを落としたり潤いを与えたりする働きをしています。
ただ、これだけであれば1分間に20回も必要ないとされています。
それでもかなりの回数をおこなっているのは、脳の情報処理のため、といわれます。
実はみんなで動画を見る際に、とくにストーリーのない風景などの動画では
全員のまばたきのタイミングはバラバラだったが、
ストーリー性のある動画では動作の切れ間などで一斉にまばたきをした、
という実験結果があります(Proceedings of the National Academy of Sciences.2012.)。
このことから、無意識に環境の中から出来事のまとまりを見つけ、
その切れ目でまばたきをしていることが考えられました。
まばたきがしっかりできないと、潤いがなくなるばかりか脳の情報処理にも影響が出てきそうです。
あまり意識することのないまばたきですが、ちょっと意識を向けてみてはいかがでしょうか?