ドライアイの点眼

ドライアイは慢性の病気ですので、根気よく治療を継続していくことが重要です。

ただ、点眼の回数が多く、面倒ですよね。

実際、どれくらい点眼したほうがいいかを調べた論文があります(Clin Med. 2022.)。

それによると、ドライアイで点眼を処方されている患者さんにおいて、

指示通りの回数を点眼できている方は10.2%であったそうです。

症状のある時のみ点眼するという方が61.3%と多かったようです。

しかし、自覚症状に関しては、

指示通り点眼できていた方のほうが改善している度合いが多いという結果になっていました。

やはりドライアイの点眼に関しては、指示通りの回数を点眼したほうが効果がしっかり出るようです。

さし忘れは誰でもあり仕方ないと思いますが、

点眼できるときはきっちり点眼するようにして眼を守っていきましょう。