動眼神経

目を動かす神経のひとつである、動眼神経についてもう少し見ていきましょう。

動眼神経は脳神経のひとつで、脳から直接つながっている神経です。

動眼神経は多くの筋肉と連携しています。

まずは外眼筋。そのなかでも上直筋、下直筋、内直筋、下斜筋のコントロールをおこなっています。

また、まぶたの動きもコントロールしています。

上眼瞼挙筋というまぶたを挙げる筋肉をコントロールしており、目を開く動きを調整しています。

さらに、黒目の大きさもコントロールしています。

黒目の部分は『瞳孔』といいますが、この部分から眼の中に光が入ってきます。

入ってくる光の量を調節するために、瞳孔の大きさがかわります。

この瞳孔の大きさを調節しているのが瞳孔散大筋と瞳孔括約筋です。

動眼神経はこのうちの瞳孔括約筋をコントロールしています。

もうひとつ、ピントの調節にもかかわっています。

水晶体の厚さがかわることでピントの調節がおこなわれているのですが、

厚さを変えるための筋肉(毛様体筋)も動眼神経によりコントロールされています。

このように、動眼神経は見え方のさまざまなところで関わってくる神経のひとつです。

そのため、動眼神経が障害されるといろいろな症状が出てくるようになってしまいます。