点字について

点字はみなさんも見かけたことはあると思います。

今回はその点字について、お話させていただきます。

 

実は点字はもともと軍事目的に開発されたそうです。

それを1825年にフランスのルイ・ブライユという方が応用され、

いまの点字のもととなりました。

ルイ・ブライユは自身が視覚障害者だったそうです。

日本には1887年に入ってきたそうですが、

日本語に導入されたのは1890年11月1日でした。

そのため、11月1日は『日本の点字制定の日』とされています。

点字は6つの点からできています。

縦が3点、横が2点あり、

左上から下に向かって

『1の点』『2の点』『3の点』、

右上にうつって

『4の点』『5の点』『6の点』

と名前がついています。

 

読むときはすべて左から右へ、横書きで読んでいきます。

平仮名と片仮名の区別はありません。

助詞の「は」「へ」などは発音通りに「ワ」「エ」と表記します。

「ウ」や「オ」などの長音を表すものは長音符を使用します。

例えば、『ビョーイン』や『シンリョーショ』となり、

『ワタシ シンリョーショエ イキマシタ』となります。

50音においての表記方法は、母音が1・2・4の点、子音が3・5・6の点で表されます。

そのほかの点字については

名古屋ライトハウス(点字一覧表 (nagoya-lighthouse.jp))が作成している点字一覧を

ご参照ください。

実は点字の表記は身の回りのいろいろなものにあったりします。

みなさんも探してみてはいかがでしょうか?