点字ブロックについて

以前、点字についてお話いたしました(点字について)。

その点字の仲間で、点字ブロックというものもあります。

今回はその点字ブロックについてお話してまいります。

 

点字ブロックはみなさんもご存じの通り、視覚障害者の方を誘導するための、

地面や床面にあるブロックのことです。

実は日本で開発され、現在では世界に広まっていったもののひとつです。

視覚障害者の方は足裏や白杖で感じるため、

判断しやすいようにブロックは2種類しかありません。

縦長になっているのが

誘導ブロック(線状ブロック)です。

これは進行方向を示しています。

 

進行方向のないブロックは

警告ブロック(点状ブロック)です。

階段の前や横断歩道の前など、

危険な場所を示しています。

 

点字ブロックの色は視覚障害の方がわかりやすいよう、黄色で統一されています。

以前はいろいろな形のものもあったようですが、平成13年にこの規格に統一されました。

点字ブロックは視覚障害者の方が安全に通行できるために必要なものです。

上に物を置いたりしないよう、気をつけるようにしましょう。