目薬について

眼科では、目薬(点眼薬)による治療がメインとなります。

目薬も薬ですので、使い方をあやまると眼に悪影響を

及ぼす可能性があります。

点眼は決められた時間に、

1滴ずつさすようにしましょう。

 

実は眼には、約30㎕(マイクロリットル)分しか水分をとどめることができません。

その部分に、常に涙が約7㎕存在しています。

目薬の1滴は約30~50㎕となっておりますので、

そもそも1滴入れるだけであふれてしまう量になっています。

そのため、2滴以上入れてもあふれる分しかありませんので、基本的には1滴で十分です。

あふれた分はそのまま乾燥すると皮膚が荒れてしまうことがあります。

ティッシュなどでしっかりふき取るようにしてください。

また、緑内障点眼は2.5㎖のものもありますが、多くの点眼は5㎖入りとなっています。

そのため、5㎖入りの点眼であれば約100~160回の点眼ができる計算ですので、

1日4回の点眼であれば約2週間もつように作られています。

眼への副作用がなるべく少なくなるよう、適正使用を心がけましょう。