眼鏡について
ある程度の年齢になってくると、 眼鏡が必要になってくる方の割合が多くなってきます。 眼鏡は使い方によって、 眼の負担が非常に変わってきます。 今回は眼鏡についてのおはなしです。 |
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子どもと大人では、眼鏡の意味合いが変わってきます。
まだ眼が成長しきっていない子どもでは、
しっかりとものを見ることができないと視力の成長が妨げられます。
そのため、とくに遠視のお子さんでは眼をしっかり成長させるために眼鏡が必要になります。
その場合は基本的に常用したほうがよいでしょう。
大人に関しては、それぞれ眼の状態によって眼鏡の使用法が変わってきます。
遠視の方は老眼鏡が必要となります。近視の方は遠くを見るための眼鏡が必要となります。
いままで眼鏡なしで遠くも近くも見えていたというかたも、
年齢とともに老眼によって、どちらかしか見えにくくなってきます。
それを眼鏡で補ってあげるという使用方法が必要となります。
その場合には、見たいところを見るために眼鏡をかける、という考え方で、
つけ外しが必要になります。
つけ外しが煩わしい方には遠近両用の眼鏡も考慮しますが、
その場合にはよくみえる範囲は少なくなってしまいます。
また、見え方に影響をきたす病気があると、眼鏡をかけても視力は改善しないこともあります。
ご自身の眼鏡について、何かわからないことなどあれば眼科で相談していただければと思います。