網膜の日

あまり知られていませんが、9月23日は『網膜の日』と制定されています。

9月23日は秋分の日であることが多く、この日にほぼ昼と夜の長さが同じになります。

そして、この日を境に夜のほうが長くなっていきます。

網膜色素変性症など、網膜に障害があるかたにとって、明るさは非常に重要となります。

暗い状態ではかなり見えにくさを強く感じるようになり、生活自体がしにくくなってしまいます。

そのため、明るさや暗さについて意識してもらおうと、

2017年に9月23日が網膜の日と制定されました。

また、9月の最終日曜日は『世界網膜の日』と定められています。

この日は日本網膜色素変性症協会が中心となり、

講演会や公開シンポジウム、最新の視覚補助機器の展示会などが行われています。

視力には問題がなくても、明るさによってかなり見えにくい方がいらっしゃるということを

心に留めていただければと思います。