緑内障と診断されたら…

視野検査や光干渉断層計(OCT)などで緑内障と診断されたら、

治療が開始されることとなります。

今回はその治療について、おはなししてまいります。

緑内障もその程度によって、

治療方法が変わってきます。

①点眼治療

②レーザー治療

③手術治療

などが治療法として挙げられますが、

①、②は初期から中期、

③は中期から末期におこなわれることが多いです。

 

①点眼治療

もっともオーソドックスな方法です。

緑内障は眼圧を下げることが一番の治療になります。

そのため、眼圧を下げるための点眼をおこないます。

最近ではかなり多くの点眼の種類があり、それぞれを組み合わせたりして経過を見ていきます。

②レーザー治療

SLTという特殊なレーザー治療では眼圧を下げる目的でおこなわれますが、

LIというレーザー治療では発作を起こすリスクを減らすなどの目的でおこなわれます。

③手術治療

最近では手術による侵襲が少なくなり、

いろいろな種類の手術がおこなわれるようになりました。

基本的には眼圧を下げることで、視野が悪くなるのを予防する目的です。

 

どういった治療がいいのかは、進行度合いやそのペースなどにより変わってきます。

緑内障については基本的には一生経過観察が必要ですので、

長期でみてもらえるかかりつけの眼科をつくることをおすすめします。