老視の呼称
時代の流れに合わせて、医学用語にも変化の時期に来ています。
一般的に良く知られている『老視』という用語ですが、
これを別の言葉に言い換えようという動きがあります。
『老』という文字のネガティブなイメージを改善できないか、ということが議論されています。
『老』という文字が高齢者を連想させ、症状を自覚しても病気として受け入れにくく、
その後の受診控えにつながる可能性があるとのことです。
現在は『調節症』『調節フレイル』などの呼び方が考えられているようです。
『加齢黄斑変性』などの病名も変化することが考えられます。
病名も時代の流れによって変化していくんですね。