長期収載品にかかる選定療養費について

2024年10月から、医薬品の自己負担がかわります。

基本的な考えは、先発医薬品(長期収載品)から後発医薬品(ジェネリック医薬品)に

切り替えていきましょうという方針となっています。

それに伴い、先発医薬品を希望される方に特別な料金を

お支払いいただく(選定療養費)ことになります。

 

選定療養費の対象となる医薬品について

・後発医薬品が発売され、5年以上経過した先発医薬品(準先発品も含みます)

・後発医薬品への置換え率が50%以上の先発医薬品

対象から除外されるケース

・医師が医療上の必要性があると判断した場合

・在庫状況等により、後発医薬品の提供が困難な場合

・バイオ医薬品

自己負担額について

先発医薬品の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1(25%) 

※選定療養費には消費税もかかります。

※国や地方単独の公費負担医療制度(重度・子ども医療・ひとり親などの医療費受給者証をお持ちの方)をご利用の方も負担の対象となります。

 

これらの金額は調剤薬局でかかってきます。

薬剤料以外の費用(診療の費用)などはこれまでと変わりません。

ご理解・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。