近視ってなにが怖いの?
『近視と緑内障』でも述べましたが、近視が進行すると眼球が長く伸び、
ラグビーボールのような形状になってきます。それに伴い網膜も引き延ばされてしまいます。
網膜が引き延ばされることでさまざまな眼の病気のリスクとなってしまいます。
網膜が伸びすぎてしまうと、網膜が薄くなり穴が開きやすくなってしまいます。
そうなると網膜剥離のリスクとなります。
強度近視では正常眼と比べると約22倍の網膜剥離発症率になるそうです。
また、黄斑部が薄くなると、黄斑変性のリスクにもなります。
正常眼と比べると約41倍の発症率になるそうです。
また、前回述べた緑内障についても発症リスクとなります。
正常眼と比べると約14倍の発症率になるそうです。
このように、近視が進行してしまうといろいろな眼の病気のリスクになってしまいます。
手元の作業が増えている現代、おとなになってからも近視が進行する場合がありますので、
注意していきましょう。