LASIKとドライアイ

屈折矯正手術の中でもLASIKは直接角膜の厚みを

調整する手術です。

角膜には三叉神経という神経があり、

普段はこの神経が角膜の知覚をつかさどっています。

目に物が入った時に痛みを感じるのは

この神経が反応しているためです。

LASIKをすると、角膜をめくりあげる際に

この神経を一部切断します。

そのため、角膜の知覚も落ちてしまいます。

 

そうすると目が乾いてきてもそれに反応しにくくなり、

涙の量が減ってしまうためドライアイが悪化しやすくなります。

多くの方が半年程度で改善するといわれています。

その間は点眼による治療をおこないますが、

もともとドライアイのある方は点眼では改善しない方もいらっしゃいます。

LASIKの前にはドライアイ治療をしっかりおこなっておくことが必要となります。