お酒を飲むと見えにくくなるのは

コロナ禍が明け、飲み会などでアルコールを摂る機会が

増えてきた方も多いかと思います。

アルコールを飲むとなんとなくぼやけて見える、

ものが二重に見えやすくなる、

などを感じられたことのある方も多いかと思います。

 

実は、頭がぼーっとすることだけでなく、眼自体にも変化がでているそうです。

アルコールを摂取して血中濃度が上がると、全身にアルコールが行き渡るようになりますが、

当然眼にもアルコールが入ってきます。

眼の中の体液で重要なのは涙です。

涙には油分が含まれていて、これによって眼の表面の潤いを保つようできています。

しかし、アルコール分が涙に入っていくと、涙の中の油分と反応し、

眼の潤いを保てなくなってしまいます。

そうするとドライアイの状態となり、見え方に異常が出てくるようになります。

当然、摂取したアルコールが多いほど、血中濃度は高くなるため、

見え方に違和感を感じやすくなります。

飲酒は判断力の低下のみならず、視力の低下にも影響します。

見え方に違和感を感じるようになったらそれ以上の飲酒は控えましょう、

という体からのサインかもしれませんね。