プロアクティブ治療
プロアクティブ治療とは、症状が出る前から積極的に治療をおこない、 症状が出にくいようにするという治療方法です。 アトピー性皮膚炎の患者さんなどでよくおこなわれる治療の考え方で、 眼科でもそうしたほうがいいのではないかと考[…..]
前回の子どもの近視実態調査ですが、3年間経過を追った部分も報告されています。 近視の進行を調べた結果では、小学1年生のときに近視の割合は12.43%でしたが、 その子たちが小学3年生になると35.87%まで増加していたそ[…..]
子どもの裸眼視力は、小学生ではここ40年で 1.0未満が2倍、0.3未満は3.5倍に増加しているそうです(令和元年現在)。 これを受けて令和3年~令和5年において、 小中学生を対象に眼の状態を調べた検査の結果が厚生労働省[…..]
子どもの近視が進行していかないようにするのが重要と述べてまいりました。 では具体的にどうすればよいのでしょうか? 前回述べた、『遠視性デフォーカス』によって軸性近視は進行します。 遠視性デフォーカスは近くを[…..]
通天閣が緑にライトアップされている光景、ご覧になったかたはいらっしゃるでしょうか? 実はこれ、眼科と関連しています。 毎年3月上旬は世界緑内障週間とされ、緑内障の啓発について いろいろなイベントがおこなわれています。 2[…..]
2025年3月1日、中之島 Ophthalmol Expo.という会が開催され、 特別講演の座長を院長が務めさせていただきました。 この会は今年から開催されるようになった会で、 昨年新しくできた中之島アイセンターが中心と[…..]
じつは、同じ近視でも子どもの時に進行する近視と、 大人になってから進行する近視ではそのメカニズムが違います。 今回はそのおはなしです。 まずは大人のほうから。 通常は光が入ってくると、角膜である程度集められ[…..]
『近視と緑内障』でも述べましたが、近視が進行すると眼球が長く伸び、 ラグビーボールのような形状になってきます。それに伴い網膜も引き延ばされてしまいます。 網膜が引き延ばされることでさまざまな眼の病気のリスクとなってしまい[…..]